高額求人いっぱい、あなたもリッチに
高齢化社会によるドラッグストアチェーンの拡大、医薬分業により増え続ける調剤薬局、いま世間では薬剤師に対するニーズが強まっております。
ニーズが高いにもかかわらず薬剤師の数は足りていません。するとどういう現象が起こるかと言うと賃金の上昇が起こります。薬剤師のお給料水準はここ数年ピークを迎えており、桜でいったら今が満開の状態です。
しかし、この高額求人が多い状態がいつまで続くかは分かりません。薬科大学の増加、調剤報酬の引き下げという業界にとって宜しくない材料もありますので、もしかしたら今後は条件の良い求人がどんどん減っていくのかも知れません。しかし2014年の今現在、薬剤師にとって絶好の転職チャンスだと言うのは紛れもない事実です。与沢翼さんは夜な夜な六本木に繰り出しては「リッチオアダイ」と言っているようですが、いま転職をする薬剤師は「リッチオアリッチ」です。ちなみにリッチオアダイの元ネタは私の大好きなラッパー50centの言葉「Get Rich or Die」です。
薬剤師の求人は3タイプ
日本には仮面ライダー、ウルトラマン、ガチャピンの3大ヒーローが存在しております。薬剤師の求人情報も大まかに分けると3種類。
まず1つ目は薬剤師会が提供している求人情報。これは薬剤師資格を持った方が失業しないようにと各県の薬剤師会が提供している求人情報です。世間一般でいうハローワークみたいな役割ですね。
2つ目は事業者(医療法人、薬局、ドラッグストアチェーン、製薬会社など)実際に薬剤師を必要としている事業者が発信する求人情報。通常、事業者による求人情報は会社ホームページの採用情報ページに掲載されております。
3つ目は人材会社による求人情報。きゃりーぱみゅぱみゅがCMをやっているanの運営会社インテリジェンスやリクルート、マイナビなどが日本を代表する人材会社です。一般的に人材会社による求人情報は条件がいいという傾向にあります。人材会社は文字通り〝人材を紹介する事で成り立っている会社〟なので、条件の悪い求人情報を提供していたら誰も利用しなくなって会社が倒産してしまいます。だから常日頃から好条件の求人情報に目を光らせ、皆様の転職を成功へと導くお・も・て・な・し・に日夜励んでいるのです。
薬剤師の求人に非公開求人が多いワケ
人材会社の提供する求人情報には非公開求人が数多くあり、細かな採用条件は闇に包まれております。「ユー、もったいぶらずに公開しちゃいなよ!」と心の中で叫ぶ人も多いでしょう。ではなぜ求人を非公開にするのか?その答えは薬剤師の求人情報が〝時価〟だからです。
銀座や西麻布のお寿司屋さんにいくとダンディな伯父さまが若くて奇麗な女性と楽しそうにお寿司を食べています。そういうお店は大間マグロやウニなどの高級で美味しいネタが〝時価〟で提供されています。常に最高のネタを提供しようと思ったらその時の仕入れ値にあわせて価格を変動せざるをえないのです。逆に、いつでも何処でも手に入る養殖マグロやかっぱ巻きなんかは定価が決まっております。話しがそれましたが薬剤師の求人も美味しい求人情報は〝時価〟すなわち非公開求人として扱われております。
そして高額給料の美味しい求人情報は人材会社が握っています。薬剤師会の求人がコンビニのお寿司、事業者の求人がお婆ちゃんの手作りお寿司だとすると、人材会社の求人は一流の板前が握るお寿司です。どうせ転職をするのなら人材会社の握る求人ネタを美味しぃ〜くいただきたいですね。
オイしい求人ネタと、マズい求人ネタ
ひと口に人材会社と言ってもその形態は様々。M3のように医療に特化して人材以外の分野も広くカバーしている会社もあれば、マイナビのように新卒、クリエイター、会計士など他業種の人材や将棋雑誌などを扱う会社、リクルートのように賃貸不動産から旅行に中古車に美容・飲食クーポンとなんでもこいの会社まで様々です。
あらゆる分野に触手を伸ばしているリクルートやマイナビは飲食店に例えるとファミリーレストランです。メニュー豊富で定食からスイーツ、お寿司と何でも一通り食べる事ができるのがファミリーレストラン。しかしファミレスで食べるお寿司がカウンターで食べるお寿司に敵わないのと同じでリクルートやマイナビの求人情報はM3の求人情報には敵いません。医療専門で展開しているM3はいわば〝お寿司の一大チェーン店〟なのでやはりいい求人ネタを握っています。
M3をさらに上回る求人ネタを握っているのがヘッドハンティング会社(三ツ星レストラン的存在)です。役員クラスの人材も斡旋しているヘッドハンティング会社が握っている薬剤師の非公開求人は、一般にはまず出回らない極上ネタだと言えます。それ以上を求めようと思ったら製薬会社の御曹司の玉の輿にのるとか、ジャンボ宝くじを一発当てて門前薬局を開業するとか、徳川埋蔵金を掘り当てるとか、メジャーリーガーをたぶらかしてセレブ生活をおくるとか、もはや妄想の世界になってしまいますね。
信頼のおける薬剤師求人サイト
もしあなたがいま現在、転職しようかどうか悩んでいるのなら、
まずは求人サイトに登録して条件面などを見てみるのも1つの手です。
転職するにしてもしないにしても、求人情報を見ておいて損はありません。
以下に民間の転職サイトを比較した薬剤師転職GXと、独立行政法人の薬剤師求人情報のページを掲載しましたので転職のご参考にどうぞ!